講習2日目。講師は大宮北高の顧問の先生?。いかにも指導者って感じでハキハキ、テンポ良い話しぶりだった。主な内容としてはキャッチャードリル、パスドリルでドリブルやシュートを交えたものも少し紹介された。
コート半面を利用し、ボール一つを用いて、二人が捕まえ役(オニ)になって、ボールをパスでつなぎながら、他の逃げる人達を捕まえる。ボールを持った人のみがタッチ(捕まえる)出来るので、いかに捕まえ役はコミュニケーションを取りながら、コーナー等に追い詰めるかポイントになる。
他にも、ボールを持たない人を一人始めにオニにして、他のボールを持たない人達は半面のコート内を逃げる。タッチされたらいオニを交代するのだが、タッチされそうな人にボールを持った人はパスをしてあげる。すると捕まえ役はタッチする対象を変えなければならないため、他の人を捕まえようとする。それを繰り返すと結構オニはしんどい。そういったキャッチャードリルの紹介が始めにあった。
次にマシンガンパス(ボールを複数個使い、一人を主役にして周り数人が扇形で囲み、交互にパスを出す。主役はパスをもらったら、パスを出した人以外にまんべんなく、パスを返していく。ボールを増やすと忙しい状態になり、えらいことになる。ポイントは視野を広く持つ)等のパスドリルが紹介された。
いずれも特にミニバスを対象にしていることもあるが、ドリルの中に楽しめる要素が入っていて、大変共感出来るものだった。バスケをはじめ、まだやらされている意識の子供達も当然だが、ビギナーの学生、大人達にとっては、「分かりやすい楽しむ」が必要であると思うからだ。どうしても、キツイと思われがちのバスケというスポーツだが、
このような工夫された考え方や方法論は、競技バスケの中でもっと発達するべきではないかと思う。 バスケは奥が深く、習慣性が必要な性格は持つものの、まず誰でも気軽にできるスポーツだという原点があるのだから。
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