***バスケな話***
Wanna have fan plying Basketballs?

バスケなブログ


・「地域スポーツ指導員」講習を受けて・・・
・地域バスケの場づくり
バスケのための体力トレーニング  2004年9月4日


初日最後は、多目的室に移動し実技になった。内容はスポーツPNF(Proprioceptive固有受容性感覚器 Neuromuscula神経-筋 Facilitation促通 の頭文字)の効果についてだった。

・スポーツパフォーマンスの向上に効果がある
・スポーツ障害の治療と予防に役立つ
・コンディショニングに有効である

とのことだった。聞き始めは何のことやらチンプンカンプンだったが、筋肉の収縮状態のチェックの一例として、二人組みでペアを組んで一人が前屈をし、もう一人が後ろからお尻の下あたりの両足の筋肉を上から下へ伸ばしてみた。すると前屈がより深くできるようになった。この効果は明らかに実感でき参加者のあちこちから「おおおー」と大歓声。
裏側の筋肉が伸びたことで表側がより収縮されたわけだ。それ以外にも収縮チェック方法や可動域を増す例が紹介された。いずれもマジックのように見えた。人間の体というのは不思議なものだ。

可動域が増すことで、いろいろな動きが出来るわけで素晴らしいと思ったが、実は可動域を広げたままでゲーム等に望むと無理な力がかかった際に体を痛めることもあるという話があり、改めてきちんとした理解が必要なことを感じた。また科学的なトレーニング方法の必要性も重ねて感じた。原始的な方法が悪だとまでは思わないが、根性、忍耐という言葉を普段から使うことに注意していくべきなんだろうなと思った。

その他にもストレッチ例や簡単なフットワークもいくつか紹介された。ミニバス等子供達を想定していることもあり、ただ苦しいだけでなく楽しい要素が入ったものが多かった。「キャリオカ」と「ロジャー
ラビット」というフットワークはお気に入りになった。

バスケで夢を見たい   2004年9月10日


田臥がNBAチーム(フェニックス・サンズ)と契約した。バスケもいよいよ世界進出だ。期待が膨らむ。彼は高いスキルを持った創造的で魅せられるプレイヤーだと思う。数回彼の出ているゲームを見たことがある。くりだすパス一つに歓声があがる。スピード感溢れるプレーは見るものを熱くする。バスケ界で初めて世界に出たわけだし、前例があるわけではなく、彼はここまで絶え間ない努力を重ねてきていると思う。しかし彼がここまでくるにあたり、サポートした人、応援した人達がいたことも事実だと思う。

自分がバスケの場づくり活動をしているからということもあるが、「場」があり、支援・サポートする人達がいるからこそ、道が開けていくのだと思う。僕は10年程運営という仕事に関わってきた。携わった当初は、とても事務的、且つ保守的で本当にツマラナイものだった。又現在にいたるまで地域のいろいろな大会や運営の話を見たり、聞いたが、あまり共感できるものはなかった。こういうものだという価値観が、今の状態をあたり前だと思わせているのだと思う。新たな可能性を広げ、楽しみを継続的に実現、育んでいけるような「場づくり」や運営とは何かを一番に考え、そして行動していく必要があるのではないだろうか。バスケへの意識が低い地域バスケの場においてもそれは同じだと思う。いやむしろ地域バスケの場にこそ、そのようなアプローチが必要なのだと思う。第2の田臥が生まれたり、バスケが盛り上がっていくためにはバスケ運営という考え方を見直す必要があると思う。

バスケシーンは「田臥のNBA入団」、「さいたまブロンコス、新潟アルビレックス等のプロリーグ化構想」等大きな変革期にあると思う。バスケ界のトップの人達が何を考えているかはよく分からないが、バスケで夢を見れるようにしてほしいし、そういう可能性を妨げてほしくない。

僕は子供の時は野球少年だった。雨の日も風の日も友達と一緒でなくても、壁に向かってボールを投げて遊んでいた。丸を書いてここに入ればストライク、ここに入ったらホームランを打たれるなど勝手に決めたりして。その時夢は野球の選手だった。今問題になっている野球界にさえ夢を見れた。今日本バスケのトップチームでプレーしたいと夢を見ている子供達がどれだけいるだろう。根本的な部分で変わらないままの強化や技術向上のアプローチではバスケ界は変わらない。大きな痛みを伴っても、生まれ変わっていく必要がある。企業スポーツはどう考えても限界なのだ。

「場」は(そのスポーツをやりたい、接したいという、学びたい等)ニーズがあるところには、積極的につくられるべきだと思う。そして地域バスケの場において、今必要なのは「夢が見られること」である。トップチームは地域という考え方をよく理解し、その視点になり、何より地域を重視した活動を行う必要があると思う。そうなるようトップリーグを進めてもらいたい。既存のバスケ界トップに関わっている方に切に願う。そしてその日が来ることを信じ活動を
少しずつでも続けていこうと思う。








**今までのブログ**

「地域スポーツ指導員」
講習会始まる!2004年8月29日

バスケの歴史  2004年9月1日
バスケの特性  2004年9月3日
体力トレーニング 2004年9月4日
基礎技術1 2004年9月12日
基礎技術2 2004年9月17日
車椅子バスケ 2004年10月1日

「地域バスケの場づくり」

夢を見たい 2004年9月10日


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