エネルギーの素になっているものを栄養素でいうと「炭水化物（又は糖質）」「たんぱく質」「脂質」になります。炭水化物は1gで4kcal、脂質は1gで9kcal、たんぱく質は4kcalのエネルギーを作ります。
生きていくこと＝体を動かすことですから、スポーツする人も文化活動が好きな人も、健康な生活（好きな事を楽しむ）を送るためには、何からどのくらいのを摂取するかが大切になります。基本的なたんぱく質と脂質と炭水化物のバランスは、15％：25〜30％：55〜60％が良いとされています。この範囲で、その時期（トレーニング期、試合期、休息期）にあったバランスの食事をすることを考えてください。

まず、「たんぱく質」ですが、これは、筋肉を作るために必要で、できるだけエネルギーとして使いたくないものです。例えば、飢餓の人は筋肉を分解してエネルギーにして生きていきます。これをスポーツ選手に置き換えると、朝食を抜いて、練習をすると筋肉が減ります。昨日の汗が無駄になってしまいます。OLD　BOYS※1では、まさにオトンさん※2の状態です。

次に「脂質」ですが、ダイエットしている方はよく耳にすると思いますが、有酸素運動を行うと消費されるエネルギーです。ゆっくりとした運動は脂肪を燃焼させます。マチキヨさん、おかんさ〜ん※3聞いてますか？
いよいよ「糖質」ですが、スポーツ全般に言えることですが、筋肉をつけるために「たんぱく質」を増やせ！！減量するために「脂質」を減らせ！！　ということはよく耳にすると思うのですが･･･。

意外と「糖質」は蚊帳の外って感じがします。スポーツ選手が体を動かすために、最も利用される栄養素が「糖質」です。試合前、練習前には絶対必要です。それと、あまり蓄えられないのも「糖質」です。毎食のしっかり食べないと、筋肉が減ったり、すぐバテたりすることになります。

ということで、試合前には「糖質」を多く、「脂質」の少ない食事を取りましょう。
ちなみに糖質とは･･･、ごはん、食パン、フランスパン、スパゲティ、うどん、そばなどです。ちなみに、クロワッサンやこってりラーメンはバターや背脂がたっぷりなので注意してください。

(質問？？：公式戦中で甘い物をあまり食べないようにしてたのは正解ですか？糖質って飴舐めてればいいって訳には行かないんですか？大好物はチロルチョコです。 )

甘いものの種類にもよるんだけど･･･。　質問の飴とチョコレート。二つとも甘いお菓子だけど大きく何が違うかというと、脂質の部分です。試合期は出来るだけ、脂質以外のもの、特に糖質でエネルギーを補給したほうが、スポーツ選手としては、よりよいパフォーマンスを発揮できる訳ですが、適度な量ならそれほど気にしなくてもいいと思います。飴とチョコレートどちらをお勧めするかと言うと飴ちゃんです。　それから、知っていてほしいのは、「糖質＝甘いもの」ではありません。炭水化物と表現したほうが良いかもしれませんが、ごはんやパン、果物などの食品の事を指します。　最後にもうひとつ、甘いものは取るタイミングによって好くも悪くもなると言うことです。個人差も非常に大きいので一概には言えないのですが、運動前1時間以内には甘いものは避けたほうがいいということを覚えておいてください。低血糖を引き起こし、著しくパフォーマンスを低下させる可能性があります。では、この辺で。

※1　アットホームな繋がりを持ち、地域・県の大会に参加している、バスケチーム.
※2、3　愉快なバスケ仲間
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＞るうきぃ
ちんねんが試合の日、おにぎりとバナナ食べるシーンをよく見かけるのはそういうことだったのか。バナナが大好物なのかと思ったよ。ちなみにスポーツ研修センターの近くのコンビニにはバナナが1本単位で売られています。真似してとりあえず食べていましたが、スポーツ後に食べていた。。。正しい栄養の取り方って大事だね。