***バスケな話***
Wanna have fan plying Basketballs?

チンネンの 「栄養万歳!」

バスケ仲間の「チンネン(ニックネーム)」がバスケをはじめとするスポーツと栄養をテーマに語ります。


チンネン
・・・
愛知のバスケ名門大学で栄養について専攻し学んだそうです。向上心がある彼はさらに勉強し、現在仕事の方でも専門的にやりはじめています。他ページでも触れていますが、彼はバスケットボールについてもみっちり学んでいます。今はJBLにいるあの日本屈指の名コーチのもとで。最近「日曜バスケ」の場で活動の終わりに「栄養万歳」というテーマで少し話をしてもらっています。このコーナーではその時話してもらったこと、また彼に質問し、それをテーマに話してもらったことをアップしていきます。


第2回 スポーツ後のアルコール


台風、地震、猛暑、オリンピックと今年の夏も色々ありましたね!! 皆さんはステキな夏になったでしょうか? まだまだ、暑い日が続きそうですね。 そんな時、スポーツ後の一杯・・・、「グピグビ、プハァーッ」人生最高の瞬間の一ページですよね。

でもでも、スポーツ選手は「酒、煙草、炭酸はダメ!!」ってよく言われると思います。
煙草なんかは、すぐに理解できると思うのですが、肺、心臓への負担があり、心肺機能の低下します。そして、各種ビタミンを破壊します。これは、ビタミン・ミネラル消費の激しいスポーツ選手にとってはマイナスですね。

次に炭酸飲料ですが、昔、お母さんに怒られました。「炭酸ばっかり飲んでると骨が溶けるよ!!」と・・・。皆さんも言われませんでした?骨を溶かすには相当量の炭酸飲料を飲まなくてはいけませんし、ヨーロッパなどでは炭酸入りのミネラルウォーターがあるくらいです。では、何がいけないかと言うと、炭酸などの清涼飲料水には、栄養成分のほとんどが、糖分です。糖分をエネルギーに変える上でビタミンB群が消費されます。なので、清涼飲料水を飲みすぎると、ビタミンB群が不足することになります。ただでさえエネルギー消費の多いスポーツ選手にはマイナスですよね!!

スポーツ後の一杯。この為だけにスポーツをしている人も多いと思います・・・。
スポーツ選手に切っても切り離せないのがお酒ではないでしょうか? 大会後の打ち上げもあれば、新人の歓迎会、OB会、コンパなどなど・・・。そしてプロの選手ともなればお付き合い・・・、これだけだとサラリーマンと同じかもしれませんが、体育会系の飲み方は、想像を絶する世界があります。 ビール大瓶1ケース3人で開けたなんて話もちらほら聞いたりもします。しかし、「酒は百薬の長」というように、適量なら健康にも良いものです。

ただ、スポーツをする上で知っておいてもらいたいこが2点あります。
知っておいてもらいたいことの1点は、アルコールには利尿作用があります。お酒を飲むとおしっこが近くなるのはその為です。といううことは、体内の水分も少なくなり、その状態でスポーツをすると脱水症状になりやすいということです。脱水状態になるとパフォーマンスが低下し、下手をすれば命の危険すらあります。女子マラソンの世界記録保持者ラドクリフがアテネオリンピックで途中棄権しましたが、暑い気候の中で水分摂取が上手くいかなかったのかなーと思いました。

2点目は、アルコールの分解はたんぱく質の合成より優先的に行われることです。スポーツ選手は、筋肉の分解・合成を繰り返して、逞しい体が作られていくわけです。筋肉の基であるたんぱく質の合成は肝臓で行われるのですが、体内にアルコールが入ると、たんぱく質の合成を後回しにして、アルコールを先に分解しようとします。よって、折角ウエイトトレーニングに励んでも、アルコールを大量に摂取してしまっては、筋肉を痛めつけてしまっただけになる可能性があります。トレーニング効果を高めようとしているならば、飲まないほうが良いということです。

ストレスも多いスポーツ選手は飲まなきゃやってられるかっ!!って人もいると思います。そういう方は、休み前に飲むなどの飲む日の工夫と飲み方の工夫をしてみてはいかがでしょうか??


>るうきぃ
炭酸飲むと骨が溶けるって言われた言われた。コーラとかの中にコイン?
とか落としてジュワジュワしているのを見て、恐怖を感じたっけ。スポーツ後のアルコールは飲み方に工夫しようっと。体づくりの時なんかにネ。だんだんスポーツの習慣化よりアルコールの習慣化が進むのよねぇ。気をつけねば!

























☆☆今までの特集☆☆
第1回 「水分をとろう」
第3回
「スポーツ前の栄養」


TOP
バスケな場
バスケな人
バスケなモノ
BBS/LINK

このサイトの写真文章等の複写、転載を一切禁じます。